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太平洋津波警報センター

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世界の津波警報システムの中で、太平洋地域を広くカバーしているのが、ここオアフ島にある太平洋津波警報センター。

Pasific Tsunami Warning Center

アメリカ海洋大気圏局NOAAが運営をしている。
オアフの西、エバビーチからも近い、のどかな通りにある。

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政府の施設なので一応、中に入るのも許可が必要。
アメリカ国民か、永住権保持者のみの入場許可と言われましたが、研究目的であれば、早めの手続きで入る事も可能なようです。

ここでも2001年の911テロ事件以降、ルールが厳しくなったそうです。

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建物は小さいですが、この後ろにたくさんの巨大なパラボラアンテナが設置されています。

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室内はハイテク機器がずらり。

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TBSの放送局の技術室を思い出しましたが、娘のジャスミンはスパイ映画のようだと大喜び。

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突然の取材許可が下りた日には、ジャスミンの学校はクヒオデーでお休み。
子連れ取材の許可をもらいました。
今回お話を伺ったのは、地球物理学者のサーディナ博士。

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子供にも興味をもってもらいたい!とジャスミンにもわかるように説明してくれました。
学生時代、物理や化学はからっきし苦手だった私には、子供向けの説明でちょうどよかったのかもしれません。

ここでは、地球物理学の他に、物理学、地質学、海洋学などの科学者が12人、24時間体制で監視を続けています。

太平洋36箇所に設置されたブイ。

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今回の東日本大震災、日本からハワイに向けて最初に津波を感知したのは日本の本土から約700キロ離れたブイ。
地震発生から28分後。

このブイは、海底6千メートルに設置され、水面のコントロールパネルまでつながっているんですが、相当大きな地震が来ても、パネルの上昇は4~50センチと見られていました。

今回、地震28分後の津波の探知では、1メートル85センチも水位が上がったそうで、想像を超える巨大地震の発生に科学者達に緊張が走ったそうです。

太平洋の全地域に津波警報が出されたのが一時間後。
ハワイでは市民防衛局が津波警報のサイレンを鳴らします。
このセンターでサイレンを鳴らしているわけではありません。

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太平洋地域と言っても、ここでは、ほとんど全世界の海を監視。
南米で地震が起きると日本に津波警報を出すのもココからです。

世界400箇所の地震計が地震を察知すると即座にアラームがなるんですが、私が居た間にも5~6回、そのうち東日本大震災の余震は2回ありました。
マグネチュー度が6以上になると、取材も中止です。

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この上の写真は、今回の地震後、津波が太平洋を渡っていく様子です。
海底の深さ、潮などで速度は違うそうですが、深い場所では早く、浅い場所では波は高く、遅くなるそうです。

サーディナ博士の話は大変興味深く、2時間ほどたっぷりと講義を受けてきました。
こんな機会を与えてくれた津波センターに感謝です。
ビクター・サーディナ教授、ありがとうございました。

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コメント

最後の写真すごいですね!

自然の力 のものすごさが良くわかります。
それだけ巨大な地震だったのですね!

チリ地震の時、逆に日本にまで来たのも驚きましたけど、
今の時代、
すぐにいろいろわかる情報網、設備はすごいな~と、貴重な取材有り難うございました!

投稿: さざんか | 2011年4月 3日 (日) 10時07分

さざんかさんへ

ワイキキからも遠く、観光客なんて絶対行かないところ。
私も今回始めて走った道。
のどかで、いい町でした。
見かけも普通の住宅のようで、中に一歩はいるとハイテク機器。
そのギャップが、なんともいえなかったです。

ジャスミンは、あの日から、科学者になりたがってます。
めちゃ、単純です。

投稿: ジャスまま | 2011年4月 7日 (木) 08時23分

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